レントゲンフィルムはX線フィルムともいい、X線を光源として用いることにより体内の透過像を映像として記録する媒体です。医療用のレントゲンフィルムには、その用途に合わせたさまざまな種類とサイズがあります。ここでは、医療用レントゲンフィルムの種類とサイズについて詳しく紹介していきます。
医療用レントゲン(X線)撮影で用いられる湿式(ウエット方式)のフィルムです。光を照射することにより、ハロゲン化銀が潜像形成を行ないます。
医療用レントゲン(X線)撮影で用いられる乾式(ドライ方式)のフィルムです。レーザー光を照射することにより、ハロゲン化銀が潜像形成を行ないます。
●X線CT(Computed Tomography)フィルム
コンピューター断層撮影とも呼ばれ、放射線によって人体を走査した情報をコンピューター処理で画像化する際に使用されるフィルムです。
●MRI(Magnetic Resonancr Imaging)フィルム
核磁気共鳴画像法撮影とも呼ばれ、核磁気共鳴現象の追うようにより人体の断層撮影で得られた情報を画像化する際に使用されるフィルムです。
ミラーカメラを使用することにより、人体に照射したX線を蛍光板で受けて画像化する際に使用されるフィルムです。
・・・・・・35.6×43.2cm(主に腹部や大腿骨などのレントゲン撮影に使われます)
・・・・・・35.6×35.6cm(主に胸部などのレントゲン撮影に使われます)
・・・・・・25.4×30.5cm(主に頭部や膝関節などのレントゲン撮影に使われます)
・・・・・・27.9×35.6cm(主に胸椎や腰椎などのレントゲン撮影に使われます)
・・・・・・20.3×25.4cm(主に頸椎や指などのレントゲン撮影に使われます)
・・・・・・3.0×4.0cm(主に歯科用のレントゲン撮影に使われます)
●ご参考/富士フィルム
●ご参考/コニカミノルタ
●ご参考/KODAK(コダック)
●ご参考/AGFA(アグファ)
●ご参考/ケアストリームヘルス